一般財団法人 残留農薬研究所

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確かな分析技術と高い信頼性で食の安全に貢献する

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会社の特徴

人や環境生物を守る農薬の試験研究機関

残留農薬研究所は、農薬や化学物質の安全性評価のための試験を行う専門的な研究機関として、1970年に設立しました。農薬は、農作物を病気や害虫から守るために使用されますが、人や環境生物への影響なく使用される必要があります。近年、社会的な問題として、安全な農作物の安定供給や化学物質の環境汚染問題などが挙げられます。これらの課題解決に向け、当研究所では高度な訓練・専門教育を受けた職員が最新の科学技術・分析機器を駆使して試験研究に取り組んでいます。経験や知識がなくても、働きながら自然に知識が身に付きます。研究の前処理や後処理など一連の作業に携われるため、成果に繋がりやすく、やりがいを見出せると思います。当研究所の果たす社会的役割・使命はますます重要になっています。食の安全・安心および環境保全の観点に立って、農薬等の化学物質の安全性試験および調査研究を実施し、信頼性の高い良質なデータを提供して社会に貢献していきます。

動物愛護と福祉の厳しい国際基準をクリアした試験研究機関です

農薬の安全性を証明する病理検査(※1)

現在、病理研究室には8名の技術員が在籍しており、解剖の際には研究員のサポートをします。解剖で得られた検体を固定し,決められた通りに切り出し、切り出した検査組織をパラフィンワックス(※2)に埋めて薄切します。薄切した組織はヘマトキシリン・エオジン(※3)などを用いて染色します。要求された通りに標本が作製(※4)できているか確認をして、完成した標本を研究員に渡すところまでが一連の流れです。私たちは病理検査を通して、農薬を使用する人の安全性や短期あるいは長期的な摂取による消費者の健康に及ぼす影響を調べています。

※1 病理検査:解剖で得られた器官や組織を詳しく調べる検査
※2 パラフィンワックス:温めると液状になる白色半透明の固体でろうそくの材料
※3 ヘマトキシリン・エオジン:組織を色分けして見やすくするために用いる色素
※4 標本作製:解剖で得られた検体を顕微鏡で観察するための組織標本にする作業

実験室での標本作製準備の様子です
作物残留試験にも積極的に取り組んでいます

時代の変化に対応し、働きやすい制度を導入

時代の移り変わりに合わせて、フレックス制度、男性育休、介護休暇など、働きやすく、休みを取りやすい環境を整えています。年間休日123日に加え、有給休暇取得率70%超、育休取得率もほぼ100%と、ワークライフバランスが取れていることも長く働き続けられる魅力となっています。就職を機に一人暮らしを始める方には、月額4万円の住宅手当を支給。さらに、春に行われる新入職員研修やOJT、秋季研修を実施しており、奨励資格取得時には費用の一部を補助しているので、更なるスキルの向上も可能です。

厚生棟は、研修や昼食を取るなど職員の交流の場になっています
職員同士の距離も近くフォローし合える職場です!

先輩インタビュー

永井 克樹 さん毒性部 動物管理室

  • 出身校
  • 相模原総合高校
  • 勤続年数
  • 7年
  • 資格
  • 危険物取扱者乙種4類/中級バイオ技術者/実験動物技術者1級/毒物劇物取扱責任者
  • 趣味
  • ゲーム/アニメ/漫画/旅行/運動

タイムスケジュール

  • 9:00
  • 出勤/始業
  • 9:30
  • 動物観察/飼育管理
  • 12:00
  • 昼休憩
  • 12:45
  • データ整理/報告書作成
  • 15:00
  • 翌日作業の準備
  • 17:00
  • 退勤

どんな仕事をしていますか?

私は、農薬の安全性を調べるための実験や実験補助の仕事をしています。様々な器具や装置を使って得られた実験データを、コンピュータに入力して処理・解析を行います。難しいところは先輩方が丁寧に指導してくれます。休日は同僚と県内のイベントに出かけたりして、楽しく充実した毎日を過ごしています。

須賀 裕哉 さん総務部 管理課

  • 出身校
  • 守谷高校
  • 勤続年数
  • 19年
  • 資格
  • ボイラー技士2級/危険物取扱者乙種4類
  • 趣味
  • バスケットボール/車

タイムスケジュール

  • 9:00
  • 出勤/始業
  • 9:10
  • 設備の点検
  • 11:00
  • 設備の整備
  • 12:00
  • 昼休憩
  • 12:45
  • 設備の月例点検
  • 14:00
  • 設備の整備
  • 17:00
  • 終礼/退勤

どんな仕事をしていますか?

施設管理として、研究所全体の設備の点検・整備や植栽の剪定等の作業を行っています。点検・整備している機械は、空調機・蒸気ボイラー・冷凍機、それらに付帯する配管や電気機械等です。他部署の職員から実験器材の改造・修理・作成を依頼されることもあり、守備範囲はかなり広いですが、とてもやりがいのある仕事です。

坂野 雪絵 さん毒性部 病理研究室

  • 出身校
  • 伊奈高校
  • 勤続年数
  • 20年
  • 資格
  • 危険物取扱者乙種4類/毒物劇物取扱責任者
  • 趣味
  • 音楽鑑賞

タイムスケジュール

  • 9:00
  • 出勤
  • 9:30
  • 確認作業
  • 12:00
  • 昼休憩
  • 12:45
  • 標本作製
  • 17:00
  • 退勤

どんな仕事をしていますか?

動物の病理標本を作製しています。その時の状況によって工夫や同じ部署の人に相談しながら作業を行っています。作製の準備から保管まですべての作業を行っているため、部屋の人たちと協力しながら仕事を進めています。自分で考えて工夫することも大切ですが、分からないときにはサポートしてくれる環境なので心強いです。

フォトギャラリー

  • 女性も多数在籍!20代から幅広い年代の方が活躍しています

  • 新入職員歓迎会では職員全員でBBQを楽しみました♪

企業情報

  • 会社名
  • 一般財団法人 残留農薬研究所
  • 所在地
  • 〒303-0043
    茨城県常総市内守谷町4321
  • TEL
  • 0297-27-4501
  • 設立
  • 1970年
  • 従業員数
  • 155名
    男性85名 女性70名
  • 資本金
  • 1,000万円
  • 事業内容
  • 農薬等の安全性評価試験の各種試験受託及び調査研究
  • 売上高
  • 24億7,000万円(2023年度)
  • 職場見学情報
  • 施設内や働いている様子などの見学のほか、実際に働いている方のお話を聞くことも可能です。応募はHP内「お問い合わせ」フォームよりお申し込みください。
  • 企業サイト
  • https://iet.or.jp/ ※外部リンク

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